2021.12.01不用品を安く処分できるタイミングとは?
こんにちは片付けキャストです!
今回は、不用品の回収を業者に依頼する場合、できるだけコストを抑えるために知っておきたい『タイミング』についてご紹介したいと思います。
皆さんのご家庭にも、使わなくなって何年もしまったままの古い家電や埃をかぶってスペースだけを使ってしまっている家具など、できることならすぐにでも処分してすっきりしたい物はあるのではないでようか?
処分したい不用品が小さなものや軽いものであれば、自治体の回収サービスを利用し自分で廃棄することも可能ですが、大きく、重たい不用品になると自分で指定された自治体の回収場所まで持ち運ぶのも難しく、
「邪魔だな…でも自分たちではとてもじゃないけど持ち出せないしな…」
と思いながらもついついほったらかしになり何年も後回しにしている方も珍しくありません。
近年では、こういったご家庭に存在する処分に困っている不用品を電話一本で回収してくれる不用品回収サービスへの注目度が高くなっています!
もちろん、民間企業へ仕事として不用品回収を依頼するわけですので、自分で指定された回収場所まで運ばなければいけない行政サービスに比べるといくらかの費用が必要になるのですが、家庭のスペースを占領している不用品が処分できるなら…
と、こういった不用品回収サービスの利用者が年々増加しているのです。
今回はそのような不用品回収業者に仕事を依頼する場合、できるだけコストを抑えるには何に注意すれば良いのでしょうか?
「相見積もりを取る!」
「自分で処分できるものは処分し、回収品を減らす!」
この2点は有名ですが、意外に見落とされがちなのが
『回収を依頼するタイミング』
なのです。
そこで今回は、不用品回収を依頼するのにあまり適さないタイミングや、そのタイミングで依頼した場合のデメリットなどをご紹介したいと思います。
逆をいえば、お得なタイミングがわかります!
不用品の処分にもいくつかの手段がある!
皆さんも
『不用品回収サービス』
『不用品回収業者』
などと言う言葉を一度は耳にしたことはあることでしょう。
これは、その名称からイメージできるように、家の中にある使わなくなった家具や家電、ゴミを処分してもらえるサービスとなります。
しかし、不用品の処分だけを考えた場合、他にもいくつかの手段が存在していますので、以下で代表的な方法をご紹介しておきましょう。
不用品の処分方法
■ お住まいの地方自治体の回収サービスを利用する
各自治体では粗大ごみの回収サービスを行っています。
低コストで処分できるのが大きなメリットです。
ただし、物によっては
・回収してもらえない。
・指定場所まで自分で持ち運ぶ必要がある。
・処分までにそれなりの手間がかかる。
などのデメリットがあります。
■ リサイクルショップに売る
処分を考えているものの中には、リサイクルショップに買取してもらえる物品も存在します。
リサイクルショップの利用は、不用品を処分(買取)することで逆にお金を貰えるというメリットがあります。
しかし、買い取ってもらえない物品も多いので、全てを処分できるわけではありません。
例えば近年ウォークインクローゼットが主流となっており、タンスなどは需要がなくなってきております。
家電なども1-2年ほどの型落ちなら買取需要はありますが、機能の進化も凄まじい近年なかなか難しくなっております。
■ ネットオークションやフリマアプリで売る
最近では、フリマアプリやネットオークションで売るという手段もあります。
しかし、自分で商品の撮影を行い、説明文を記入し出品作業をする、質問などのコメントが来たら返答し売れたら梱包し配送業車やコンビニに持ち込み配送の手配をするなど、それなりの手間がかかります。
また、すぐに売れればいいですが基本的にはいつ売れるか分かりませんので、不用品の処分が完了する日を読めないというデメリットもあります。手間ひまかけて出品しても売れない場合も少なくありません。
不用品回収業者を利用する
不用品回収業者であれば、基本的にはどのような物でも処分してくれます。
お客さんが負担する手間ひまに関しては電話やメールひとつするだけで指定された場所まで引き取りに来てくれます。
一人で運べないような大きな家具・家電であっても、回収業者が全て持ち運んでくれます。
なので処分する人に何の手間もないのが大きなメリットです。
やはり、普段慣れていない方が重たいものを持つことで怪我をするといった事例も少なくありません。
さらに、壁や床に傷をつけてしまったりして処分費用以上に修繕費がかかったりしでしまうことも多くあります。
一方デメリットとしては、自分で持ち込んだりするのに比べると処分費用がそれなりのコストがかかるということです。
皆さんのご家庭にある不用品の処分方法は、少し考えてみただけでも、上記のような代表例でも複数の方法が考えられます。
その中でも、近年不用品回収サービスの人気がドンドン高くなっている理由は、
時に例外もありますが基本的にはどんなものでも確実に処分することができるというメリットがあるからです!
ご紹介したその他の手段であれば、いくら時間と手間をかけたとしても処分できない可能性もあります。
そうすると先延ばし先延ばしとなりいつまでも片付かないという非常に残念な場合があるのです。
それでは、不用品回収業者をできるだけ安く利用するために知っておきたい
『依頼するタイミング』
についてもご紹介していきましょう。
不用品回収の依頼『タイミング』について
それでは、今回お伝えしたかった不用品回収を業者に依頼する際、注意しておきたい『依頼タイミングのポイント』とは何なのでしょうか?
それはズバリ!
不用品回収を業者に依頼する場合には、『繁忙期』を避けて仕事を依頼するということです。
どのような業車でも同じですが、年間を通して全て同じペースで依頼が入ってくるわけではありません。
時期によって不用品回収の依頼数が異なるのです。
特に不用品回収サービスというのは、引っ越しなどと非常に密接な関係がある事から、転勤や入社、入学などを理由として引っ越しの繁忙期となる3~4月は不用品回収のニーズも非常に高くなります。
他にも、年末の大掃除の時期も比較的不用品回収のニーズが高まります。
こういった繁忙期については、人材不足により普段以上の人員を雇い入れる必要があるなどと言った理由で、不用品回収にかかる料金が割高になってしまうことが多いです。
したがって、特に急いでおらず納期が迫っていないのであれば、不用品回収業者の繁忙期となる春や年末を避けて依頼するのがオススメです。
なお、ご自身も引っ越しを予定しており、どうしても3月4月内に不用品の回収をしてもらいたい…方もおられるでしょう。
そのような方は余裕をもって1~2カ月前に業者と見積もり・打ち合わせを行い、作業日の予約を取っておくのがオススメです。
繁忙期で希望日直前に業者に連絡したのでは、希望のタイミングで回収を依頼することがかなり難しくなってしまうのです。
繁忙期に不用品回収を依頼した場合には、以下のようなデメリットが考えられます。
回収料金が2倍近くになることも!?
繁忙期に不用品回収を依頼する場合、最も大きなデメリットとしては
「不用品回収にかかる費用が割高になってしまう可能性がある…」
というものです。
回収コストに関しては、依頼する業者によって異なりますが、繁忙期に仕事を依頼した場合、閑散期の2倍近い料金になってしまう…なんて業者も存在します。
同じ作業を依頼するのに、2倍近くもの料金を支払わなければならなくなりますので、できる限り繁忙期を外して依頼するようにしましょう。
回収料金以外にもデメリットがある
不用品回収にかかる費用が高くなってしまう以外にも、いくつかのデメリットが存在します。
例えば、繁忙期になると人員が足りないため、短期的にアルバイトを雇う形になり、あなたの家の不用品回収を作業に不慣れなアルバイトが対応する可能性がある点です。
もちろん、アルバイトだからと言っていい加減な仕事をするというわけではないのですが、長く不用品回収業界にいる社員スタッフと比較すれば、作業が雑になってしまう可能性はあるでしょう。
他にも、繁忙期に不用品回収を依頼したい場合、かなり前もって予約しておかなければ、希望の日時に作業可能な業者が見つからない…なんてことも考えられます。
引っ越しシーズンなどとなると、1カ月先まで予約で埋まっているなんてケースも珍しくないので、引っ越しの関係で不用品の処分をしなければならないのに、業者が見つからない…なんて危険があるのです。
通常時期であれば、即日対応可能な不用品回収業者も増えていますが、そういった業者でも繁忙期であれば作業を断られる可能性があると覚えておきましょう。
まとめ
今回は、不用品回収業者をできるだけ安く利用したいと考えた場合、皆さんがおさえておきたい『依頼タイミング』の基礎知識をご紹介してきました。
この記事でご紹介したように、不用品回収業者にも繁忙期というものが存在しており、繁忙期に仕事をし頼した場合、通常よりも割高な料金になってしまう可能性があるのです。
もちろん、引っ越しなどが理由で不用品回収を依頼するといった場合、多少のコストの高さは致し方ないかもしれませんが、特に時期にこだわりが無いという場合、繁忙期は外して依頼するのが回収コストを抑えるコツになるのです。
また、引っ越しを理由に繁忙期に仕事を依頼する場合には、ある程度余裕をもって業者選びをしておくことが非常に重要です。
あまりのんびりしていると、連絡した時には希望日が予約で埋まってしまっており、不用品回収を受け持ってくれる業者が見つからない…なんて悲惨な状況も考えられるのです。